レンズの表面に異物やほこりがあれば、空拭きしないで、まず水洗いしましょう。表面加工(コート)が施してあるレンズでも、キズが入る事があります。
汚れがひどい時は、水に中性洗剤を少量入れた液で洗います。
石鹸やハンドソープなどは、アルカリ性ですので使用しないで下さい。コートがはがれる原因になります。また、お湯の中に漬け置きすると、コート膜が弱くなり、はがれやすくなります。
超音波洗浄器を使用する場合、3分以下にしてください。
洗ったあとはティッシュペーパーで水気を取ります。その後、レンズ専用メガネ拭き(メガネ購入時、眼鏡店がメガネケースの下敷きにいれてくれています)で、軽く拭いて下さい。
濡れたままにしておくと、水滴がレンズのシミとなり、フレームの金属部が錆び、樹脂のフレームでも変色変質の原因となります。
中性洗剤や市販のクリーナーを使用した場合は、その成分が残らないように、よく拭きましょう。成分が残るとレンズ表面のすべり感が低下します。
メガネのレンズ、フレーム共経年変化により素材が劣化します。
「鼻当てのパッド」や「耳当ての樹脂」「溝堀りフレームのナイロン糸」等は消耗品です。不具合が生じたら、購入店で点検を受けてください。