アレルギーの一つに、ダニアレルギーがあります。ダニにより、皮膚が痒くなったり、目が痒くなったり、ダニは 子供の喘息を引き起こす原因にもなります。
ところで皆さんは、ダニによるアレルギーは 湿度の高い梅雨に多いと思ってはいませんか? 実際梅雨から夏にかけては ダニが繁殖する時期ではありますが、実際にダニの卵がふ化し、ダニの数が増え、そのフンの量やダニの死骸が最大になるのは、何と秋の今頃なのです。
人は一日の三分の一を寝具の中で過ごします。ですから、眠っている時のダニ汚染を極力少なくしなければなりません。毎日を慌ただしく暮らしている私は、なかなか昼間に布団を日光に干し、たたき、室内に布団を取り入れることができません。せめてものと ダニシートを置いてはいますが、これでは 生きて動くダニしか捕まえることはできませんね。ダニのフンや死骸は?と考えるとぞっとします。掃除機の先のパーツを変え、布団用で掃除機をかければいいですが なかなか面倒です。今、ヒットしているレイコップも それらを吸い取るものですが、買っても 実際にこまめに使わなければ意味がありません。誰がするの?
働くお母さんはなかなか時間がとれません。すきま時間を縫うように動いているお母さんのことを思うと、家族全員で家事の一つとして、お布団を干したり、フトンカバーをはずして洗ったり、掃除機などでダニを吸い取ったり、という役割を決め、協力体制が出来るといいですね。ぬいぐるみの好きな子供さんも、ぬいぐるみの数を減らす努力をしてください、そしてお気に入りのぬいぐるみの洗濯を自分でするといったお手伝いが出来るといいですね。
ダニアレルゲンを室内から完全に除去するのは難しいですが、減らすことによりアレルギーの症状を軽くすることはできます。家族みんなで、話し合いアレルゲン対策を分担してください。